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MECE 思考の精度を高めるための基本

問題発見やその解決策を考える時に、どうしても先入観に囚われてしまうことがあります。いや、人間の思考に先入観は必ず存在すると思うのです。

例えば、お客さんから「おたくは値段が高いよ」と言われて、受注を取りそこなったセールスは、自社の問題点を「価格が高いこと」だと考えるでしょう。

それは、一度の経験によって作られた先入観です。先入観とは言え、経験という事実がありますから、あながち見当はずれとも言えません。

しかし、問題の所在をしっかり見極めるためには、様々な可能性に目を向けて問題の構造を明らかにしなければなりません。

先入観にとらわれずに問題点を発見するには、客観的に問題所在の可能性を探ることから始めるのです。

問題の見落としを防ぐ

マーケティングの観点から、商品が売れない原因(問題点)を明らかにするには、本ML前号でも紹介したロジックツリーが有効です。

このように商品/価格/チャネル/プロモーションと整理すると、概ねマーケティングの領域をカバーできていると考えられますよね。この網羅性が、問題の見落としを防いでくれることになります。

つまり、問題の所在を見落とさないためには、ヌケモレがなく、ダブりもない視点を持つことが非常に重要なのです。

この

をMECE(ミッシーあるいはミーシー)と呼び、問題発見とともに問題解決を見出すには有効な視点を提供してくれます。

MECEな状態をつくるためのアプローチ

これはある程度慣れも必要ですが、最初はできるだけ大きな括りで考えると良いでしょう。

例えば、

とすることで、MECEな状態を作ることができます。ただ、「料理以外」とすると、ちょっと大括りすぎるなと思ったら、もう一段階プレイクダウンすれば良いのです。

一歩ずつ、「MECEな状態」を意識しながら、問題発見を行いことで、的確に問題点を把握し、それに対する打ち手を検討することで、正確な問題解決をもたらしてくれるはずです。

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