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自分の思い込みじゃぁないよね?

戦略を構築するためには、まず現状実態を明らかにして、その経営環境に適合していく必要があります。しかし、実態を把握するといっても、現実にはわからないことが多いものです。そのために、重要なことはしっかりとした事実確認をするためにも、客観的な事
実として調査しておく必要があります。

「よし、先ずは調査から・・・!!」

しかし、具体的には「何を」「どのように」調査したらよいのでしょうか?お気づきのとおり、調査は「客観的データ」を揃えるために実施しますが、一言で「データ」と言っても、「クラス全員の成績一覧」のように『数字』でキッチリ表されるものもあれば、会話やメール、仕草など、数字では表せないものがあります。

これらは、取り扱うデータの性質によって「定量調査」と「定性調査」とに分類されます。

  • 定量調査----数字により表される定量的データを調べる
  • 定性調査----会話や仕草のような定性的データを調べる

実際には、これらの調査を組み合わせて、戦略を立てる際のバックデータとして利用します。調査をする際には、仮説を立てた上で、ポイントを絞ったマーケティングリサーチをしましょう。

それではココで、リサーチのプロセス全体を把握してみましょう。

先ずは、現状抱えている課題と調査目的を明確にすることが重要です。『このリサーチによって何を明らかにしたいのか?』さらには、『調査の結果どんな意思決定を行うのか?』といったポイントを明らかにします。

また、事実がわからないといっても、ビジネスの現場にいる以上、最低限の情報は持っているはずですから、そこから考えられる仮説を構築しておくことも重要です。効果的なリサーチには、事前の仮説をリサーチによって検証するというスタンスが求められます。

そして、調査手法、調査規模(サンプル数等)、調査票設計、作業手順等の内容を明らかにした調査計画を立て、実際に調査します。

情報を収集したら、様々な角度から分析と解釈を行い、当初の調査目的に対する「解」を見出すことになります。

リサーチの手法には大きく分類すると、アンケート調査や二次データの収集などによる定量調査と個別面談調査やグループインタビュー等の定性調査があります。それぞれ、目的に応じて方法を使い分けることが、効果的な調査を実現するコツです。

主に、「定量調査」は「仮説のデータによる検証」をするときに活用します。深く分析をしたい場合には、統計技法を用いた分析をすることもあります。定量データによっては、オープンデータの使用もできます。オープンデータというのは、総務庁統計局が出している国勢調査のデータや、意識調査データのように、誰でも購入して入手できるデータのことです。先ほどの「二次データ」も、既にある調査結果を利用するという点ではオープンデータと言えます。

定性調査では仮説検証に加えて、新たな視点やアイディアを発見することもできます。定性調査から得られるデータは、考え方あるいは認識の仕方に、どういう道筋があるかという事を洗い出す役割をします。

仮説もある程度構築したら、いよいよマーケティングリサーチです。環境分析の仮説に基づいて、調査手法も決定しました。しかし、一旦は過去の調査結果で利用できるデータが無いか調べて見ましょう。インターネットやチョッと大きめの書店に行けば、皆さんが求めているようなデータがあるかもしれません。

「他の人が使っているデータでは差別化ができない!」と言われるかもしれません。確かに、そういう見方もできますが、だからと言って「他の人が使っているデータを『知らなくても』良い」と言うことにはなりません。

先ずは、一般で入手できるデータをしっかり把握して、より深い分析や細かいデータを独自に入手していくようにします。

ココまでの一連の事前準備が終わったら、いよいよ実際に自分で調査をすることなります。その手法はアンケート調査であったり、グループ・インタビューやディプス・インタビューのような面接調査かもしれません。このほかにも、観察調査が必要な場合もあるでしょう。

重要なのは、「自分の仮説を立証するためにはどのような情報を補えば良いのか?」そして、「その為に効果的な方法は何か?」をしっかりと検討したうえで、手法を選択し、質問設定などを進めていくことです。

「仮説の構築は一度だけでよい」なんてことは、誰も言っていません。仮説→調査→検証、検証されなければやり直しですし、更に思考を進めたければ、再度、仮説を構築することも重要です。皆さんも、是非、「仮説←→検証」のプロセスを実際に試してみてください。

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