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市場訴求力アセスメント

ブランドパワー評価のもう一つの側面は、顧客に訴求している質的内容に関する評価である。ここでは市場訴求力を次の3つのファクターによって質的評価することとした。

リーダーシップ

顧客からの人気や話題性等がブランドのリーダーシップを形成する。そのリーダーシップを顧客はブランドパワーと感じ、購買意欲を促進する。

ソニーに対する根強い人気などはその好例と言えよう。特に、ソニーの場合は「デザインの先進性」「技術の独自性」等のリーダーシップを発揮していると考えられる。

知覚品質

知覚品質は購買意欲に大きく影響するが、顧客は正確に品質を判断できるとは限らない。事実、消費者による品質評価テストを行うと、顧客が如何に事実とは異なった品質イメージを有しているかに驚かされる。

もちろん実態を伴わない高品質イメージは、やがて化けの皮が剥がれるが、企業として高品質を顧客に伝えるマーケティング努力は不可欠である。一般にステイタスブランドは品質を訴求している場合が多いが、一方では品質の均質性も評価されることがある。

マクドナルドのハンバーガーが支持されている理由のひとつは、常に当たり外れのない安心できる味、いつでも親しみやすい空間(騒いでいても許される空間)にあると言われている。その結果、高校生や小さな子をもつ30歳代母親層の顧客に圧倒的支持を得ている。

パーソナリティ・イメージ

好感度はそのブランドが持っているイメージによって生まれ、それがブランドパワーとなり、顧客からの支持をもたらす。ブランドイメージとはブランドのポリシー、使用者の属性イメージなど様々な側面から構築される。

この好ましいイメージは、商品・顧客・時代によって大きく変化するので、よりきめ細かな分析が必要となるであろう。そこで、分析手法として、弊社独自のRCP分析を用いることによって、イメージ形成上の課題を明らかにするアプローチを次章にて紹介する。

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