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マーケターのための「ロジカル・シンキング」

ある雑誌の取材を受けた。「今後、ビジネスマンに求められるスキルとは?」
改めて考えると、それは論理力だと思うのです。

価値観が多様化し、様々なカルチャーが交錯する時代。さらに先行き不透明な時代だからこそ、論理力が求められると常々思う。

例えば、あうんの呼吸じゃコミュニケーションはできないのですね。そんな時代、唯一の共通言語はロジック。

一寸先は闇、どんな売れっ子マーケターでも100%のヒットは約束できないでしょ。でも、その成功確率を上げるのもロジック。

なぜ、論理が必要か?

マーケティングを生業としていると、その自由度の高さに舌を巻きます。顧客に満足を与えたり、興味を持たせる施策は、ちょっとしたアイディアマンならいくらでも考え出すでしょうね。でも、企業の採ることのできるアクションには制約があります。成功確率の少しでも高いオプションを見極めるためには、論理に評価することが必要だと痛感するのです。

そして、ひとつの戦略オプションを採用したとしても、それには必ずリスクが付きまといます。論理的に「それにはどんなリスクがあるのか?」を客観的に洞察し、それに対するリスクヘッジのメカニズムを構築しておく。それが企業経営の要諦だと思うのです。

マーケティングには、直感も重要ですよね。直感と言うモノも決して否定するものではありませんが、本当の直感なんて一握りの「天才肌」の為す技だと思うのです。私を含めたフツーのヒトの場合、これまでの体験が積み重なって、ひとつの解を導き出しているのではないでしょうか?「あの客がこう言っていた」とかいう断片的情報が、直感の源泉になっているんだと思うのです。

それなら、ちゃんと論理を構築できますよね。ただ、断片的情報に依存しているので、確からしさには疑問が残ります。論理的に整理しておくことによって、その確からしさをちゃんと検証し、不足部分があれば補い、さらにブラッシュアップする。それが敢えて直感らしきものを論理構築する意義なのでしょう。

もちろん、論理だけでは生きていけないけど、どうせなら武器のひとつとして、携えておきたいものです。んじゃ、論理的思考の技術を何回かにわけて、紹介していきましょう。

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